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ご挨拶

 

第35回三重県作業療法学会          

学会長 中林容子(市立伊勢総合病院)

 このたび、2025年3月9日(日)に第35回三重県作業療法学会を三重県立総合文化センターにて開催させていただくことになりました。第35回三重県作業療法学会は、南勢ブロックが担当いたします。開催にあたって、会員の皆様に感謝いたしますとともに、その重積と使命を深く感じております。

 学会テーマは、「Creating the future 作業療法の持つ力と未来を考える」です。

「未来を考える」には、作業療法の対象者の未来、私たち作業療法士としてのキャリアプラン、三重県作業療法士会のこれからや作業療法のあり方など様々な未来の意味を込めています。そして、そもそも作業療法士とは、未来を創造(クリエイト)するプロフェッショナルなのではないかと考えました。COVID-19の世界的パンデミックにより社会が大きく変化しました。それに伴い、私たち作業療法士に求められているニーズも多様化しました。同時に、人との繋がりの重要性も再認識されました。社会がどれだけ変化しようと―作業療法士としてプロフェッショナルである―それは普遍的な事実です。

 今後、私たちがプロフェッショナルとしていかに考え、行動するか。その選択が未来においてどのような違いをもたらすのか。

 それを皆様と共に考えたい。そんな思いから、上述の通り、今学会のテーマを「Creating the future」、副題を「作業療法の持つ力と未来を考える」にしました。研究や実践事例を通じて、作業療法が持つ力とその展望についてディスカッションし、「作業療法」や「医療・福祉・社会の中での役割」を考え、その可能性と未来を皆様と創造する学会にしたいと思っております。第35回学会が、「Creating the future(未来の創造)」に向けた新たな気づきの機会となれば幸いです。

 発表や質問、意見交流の場において、互いの意見を尊重し、高め合える学会を目指して参ります。学会発表が初めての方も含め、皆様に安心して参加いただければ幸甚です。

皆様のご参加を実行委員一同、心よりお待ちしております。

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